anime BANANA FISH #2

 

ああ。第2話にして早くももうつらい。胸が苦しくなる。スキップ早すぎるよ。。

 

今回は全体的に悲しい場面が多かったけれど、それを超えるくらい良きシーンもあってそちらも大変心に残っています。けどやっぱりそんな場面でも物悲しさを拭えない私。。完全に傷心気味なんです。笑

 

空を飛んでく英二の姿がアッシュの瞳に映って髪が風になびくシーン。あの時のアッシュの心情をずっと考えていられそう。。名シーンですよね。それだけにちょっと構えてたところもあって、ああ来るぞ来るぞって感じだったんだけど、絵綺麗でオリジナルも満載で、すごく、嬉しかったです。髪が風になびく演出っていうのは、何も言わずともその人の感情を汲み取ろうとする?そうさせる、説得力がある演出だなあって改めて思っちゃいます。アニメ誌初めて買って読んだりもしてるんだけど、監督の言う「キャラの魅せ方を一番大事にしたい」って、こういうことなのだろうか。。だとしたらここはフラットな気持ちで見てかなり好きなシーンになりました。

 

空を飛んで塀を越えた英二を見て、アッシュは今まで自分が生きてきた真っ暗な世界の隙間から光を見たような。突然それが差し込んだような。自分にないものをこいつは持っている。でもそれと同時に、それは絶対に自分には持てない、できないと、諦めのような感情が出てきて、あの病室での「お前はいいな。~」の発言につながったのかな。それって彼の生きてきた境遇が、支配され続け服従を求められ、自分で選択すること、求めることを認められなかった環境のせいであって。悲しくも、彼の心を歪ませてしまった。オレのこの汚れた、醜い手でその光に触れていいのだろうか、そんなこと許されるのだろうか、と負い目を感じてしまっているような。病室で英二に見せた笑顔に、そんなような物悲しさが見えたのーー。。(;_:)うーー。つらかった。やるせないよ。。

けれどアッシュは分かっていても心のどこかで本能的に、あの光を見失いたくない、この手で触れてみたい、と思ってしまった願ってしまった。今後の、アッシュの英二に対する見方が少しずつ変わってくるきっかけの一つになったであろう大事な、2話のエピソードでした。

 

ディノは引き続きアッシュを追うわけですが、市警にも息のかかった警部がいて、そこが手を結びアッシュをはめて追い込んでいく。ほんと、エヴァンスタインやなやつだな。幼いころのトラウマ、傷を必要以上にえぐって、有無を言わさず力でねじ伏せようとする。どうしたってアッシュを刑務所行きにするってのに。。

アッシュがオレンジの囚人服でボードもってる姿が何とも言えぬ・・

 

次はついにマックスとアッシュが出会うかあ。。ほんと、どんどん話が進むから目が離せないです。

オープニングエンディング大好き人間だから、初めて流れるってだけでテンション3割増しなのに、想像を簡単に超えてきて、OP最後のほうでシンが出てきたあたりで頭抱える形になりましたne。このカットで物語の中盤から終盤を思い出してしまうという。(笑)

英とAとSの3人が一緒に歩いてるカットがかなり、とんでもなく良い。。原作読んでても思ったけど、何気ないんだけど、争いに邪魔されない瞬間っていうのが、本当にかけがえないんだよ。。

ブランカさんは2クール目のOPがあればそこで登場かな?

ラウド系のバンドも大好きなのでもうほんと、、サバプロの新譜も待ち遠しくて。

 

楽しみがいっぱいー。