ani BANA #4
#4
早いもので。
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今回だけに限らず、初回からずっと制作スタッフの原作への愛がびしびし伝わってくる。一話一話エピソードが盛りだくさんだからか、大事に大事に作ってる感じがすごい。
ここは絶対原作から取り上げてほしいな~、ってのを絶妙~に入れてきて、絵もきれいだし声もいいしアニメーションってすごいなって思いながら毎回わくわく期待しながら観ているよ。
んで、毎回それを思ってしまうだけに、なんで現代設定にしたんや、、ってなってしまってそろそろこれを言うのもしつこくてごめんなさいって感じだけどね。許してくらはい。言わせておいて。そのうち治まるから。それを思う以上にアニメ楽しんでるから。笑
湿っぽい雰囲気とかそういうセリフの掛け合いからいきなりポケットからちっちゃい液晶画面が出てくると、BANANAの世界から一気に現実にぐいって引き戻されたような気分にたまになる。笑
それはさておき。
マックスのお人好しな人柄がだだもれ回。愛すべきマックスロボ。
こういう人物が一人いるだけで救われる。チャーリーも好きだよ。。
スタッフのいろんなインタビュー記事を読んでいると、アニメではアッシュと英ちゃんの関係性を大事に描いていきたい、一番重視しているのはあくまでこの二人の関係性、っていうことを公言しているから、これから登場人物が増えていってさらにことが複雑になって壮絶な状況に置かれる中で、つかの間の安らぎとなるこの二人の描き方を期待せずにはいられない。。!と思うと同時に、アッシュとマックスの関係性も放ってはおけない!!!とも思うわけで。
グリフィンが繋いだ2人。他にその代わりになれる人がいなくて、あそこで会えたのは偶然だけど、会うべくして会ったというか。本当に出会えてよかった。。
兄に育ててもらった、兄がいなければ、とアッシュが唯一信じて愛していた存在を知るマックス。しかも自分が知らない兄の顔を知っていて、戦場でともに時を過ごしたことがあったと。。
最初はチャーリーの指示で、余計な事情や何かの目的があって近づいていることはアッシュも勘づいていたし、だから信じきれないと思っていたけれど、だんだんそうじゃないんだって、本当に彼は兄の友達だったんだと知って、彼への見方が変わってきます。
今までの苦悩とかを、素でさらけ出して、本気でぶつかって初めてお互いを受け入れてわかりあうことができたのかなあ
状況は悪いままだし、二人をつないだグリフィンは帰らぬ人となってしまったけれど、それでも、それが二人の心の距離を縮めたというか。今まで一人で抱えていた辛さがやっとすっと軽くなったような。滞っていたものが相手にも流れていくような。
「俺には悲しむ権利がある」って彼との時間を思い返すように話し始める姿を見て、アッシュも兄と過ごした時間を思い出して、
それぞれがグリフィンと過ごした時間は交わるはずがないのに、分かりあってる、共感している感じがたまらなかった。。。。
マックスはアッシュにとっての最大の理解者になっていくんだろうなあと、お酒を交わす最後のシーンでふと思ったり。とてもいい引きだったなあ!
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うすうす感じてはいたけれど、英ちゃんがかわいい。(言わせるなー!)
5話の予告でみんなの服のバリエーションが増えててなるほどと思った次第。ショーターのオレンジシャツかわいいよお!